15歳で包丁を握り、和食一筋48年。頑固職人が、息子の「VICTORYホルモン」に魂を吹き込む理由。
皆様、こんにちは。VICTORYホルモンです。
第1回、第2回と、私たちが扱う「100%国産牛」の魅力や、脂の甘みについてお話ししてきました。 第3回目となる今回は、少し趣向を変えて、このホルモンの味のすべてをコントロールしている「一人の料理人」の物語――すなわち、私の父であり、VICTORYホルモンの味の生みの親である「職人」の半生についてお話しさせてください。
■ 15歳、中学校を卒業して飛び込んだ「厳しい和食の世界」
今から48年前。 まだあどけなさが残る15歳で中学校を卒業した父は、志を胸に、和食の料理人の世界へと飛び込みました。
当時は今とは比べものにならないほど、職人の世界は厳しい時代です。 「技は見て盗め」が当たり前。親方や先輩たちの目は鋭く、少しの妥協も許されない。毎日が緊張の連続で、何度も心が折れそうになりながらも、ただがむしゃらに包丁を握り、食材と向き合う日々が始まりました。
それから48年。 父は、日本の繊細な「和食」のジャンルで、一筋に腕を磨き続けてきました。
和食とは、素材の味を極限まで引き出す文化です。 食材のわずかな状態の変化を見極める「目利き」、雑味を一切残さない徹底した「下処理」、そして素材を活かす「出汁(タレ)の文化」。48年間、毎日欠かさず繰り返してきたこの丁寧な手仕事こそが、今のVICTORYホルモンの圧倒的なクオリティの土台になっています。
■ 「和食の職人」が、なぜホルモンなのか。
「なぜ、和食の職人がホルモンを?」 そう疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、この「VICTORYホルモン」というブランドを立ち上げたのは、職人である父ではなく、その息子である「私」です。
幼い頃から父の後ろ姿を見て育ち、その妥協のない料理への姿勢を誰よりも尊敬していました。父が48年の歳月をかけてたどり着いた、素材のクセを抑えて旨味だけを極限まで引き出す「秘伝のタレ」。そして、和食の技術で美しく下処理された、ぷるぷると輝く国産牛のホルモン。
「この、おやじが作った最高の味を、店の中だけで終わらせたくない」 「急速冷凍の技術を使って、全国の人に届けたい」
その想いから、息子である私が一念発起して立ち上げたのが、この会社です。
■ 息子の挑戦に、48年の技で応える。
最初は、大切な味をネット通販という形で出すことに、職人肌で頑固な父は戸惑ったかもしれません。 しかし、私の熱意を受け止め、今では「それなら、どこに出しても恥ずかしくない、日本一のホルモンを仕上げてやる」と、毎日変わらぬ厳しい目で厨房に立ってくれています。
息子のブランドを勝たせるために、48年の全人生をかけて仕込む、職人のホルモン。 そこには、単なるビジネスではない、「親子の絆」と「職人のプライド」が凝縮されています。
一口食べれば、15歳から積み上げてきた職人の技術の重みが、きっと伝わるはずです。 今日も父は、皆様の「旨い」のために、黙々と包丁を研いでいます。